1. 目的
『獣医心臓超音波医学誌:Journal of veterinary echocardiography』は日本獣医心エコー図学会が発行する学術誌であり、動物の心臓超音波診断学に関する研究成果・症例報告・技術的知見・教育的内容を共有し、当該分野の発展に寄与することを目的とする。
2. 投稿内容および投稿資格
1)投稿論文は、未発表のオリジナル論文であり、他誌に投稿中または掲載予定でないものとする。
2)投稿論文は、和文・英文のいずれでもよい。
3)投稿者は原則として日本獣医心エコー図学会会員 (有料会員)とする。
3. 倫理規定・利益相反
1)動物実験や臨床研究を含む場合、著者の所属機関等に設置された倫理委員会・動物実験委員会等の承認を受けることが望ましい。承認を受けた場合は、その名称および承認番号を明記すること。委員会が設置されていない施設においては、関連法規・ガイドラインに準拠して実施したことを記載すること。
2)臨床症例を対象とする場合は、動物管理者への十分な説明と同意(インフォームドコンセント)を得た旨を記載し、個体や飼い主が特定されないよう配慮すること。
3)研究内容や結果を歪めるような画像の加工は行わないこと。
4)すべての論文について、利益相反(conflict of interest: COI)の有無を本文末尾に明記すること(例:「本論文の内容に関して、開示すべき利益相反はない。」)。
4. 投稿区分
本誌の投稿区分は、以下のとおりとする。
1)総説(Review):心エコー図学および循環器学領域における研究動向、技術的トピック、教育的内容を総括したもの。和文:10,00014,000字以内、英文:4,000~6,000語以内とする。
2)原著(Original Article):心エコー図学、循環器診断、関連基礎・臨床研究に関する新規性のある研究論文。和文:8,000~12,000字以内、英文:3,000~4,000語以内とする。
3)症例報告(Case Report):臨床的に意義のある症例の詳細な報告。和文:4,000~6,000字以内、英文:1,500~2,500語以内とする。
4)短報(Short Communication):速報性の高い知見や短い研究報告、技術的工夫などを簡潔にまとめたもの。和文:2,000~3,500字以内、英文:800~1,200語程度とする。
5. 原稿第1ページ(表紙)の構成
原稿第1ページ(表紙)は、以下の順に記載する。
1)最上段の情報
希望投稿区分:総説/原著/症例報告/短報のいずれかを明記する。
2)表題および著者
(1)和文表題:研究内容を簡潔に表現した表題とし、必要以上の略語の使用は避ける。
(2)英文タイトル:和文表題の直下に英文タイトルを記載する。文頭および固有名詞以外は小文字とする。
(3)著者名(和文):全著者の氏名を記載し、各著者にカタカナでフリガナを付す。
例)
超音波 太郎(チョウオンパ タロウ)¹,胸部 花子(キョウブ ハナコ)²
(4)著者名(英文):姓を大文字、名を先頭大文字+小文字で表記する。
例)
CHOONPA TARO¹, KYOBU HANAKO²
3)所属機関および所在地
(1)著者の所属は、研究実施時の所属機関とする。
(2)所属には上付き数字(¹, ², ³…)を付して著者名と対応させ、機関名・部署名・所在地(郵便番号・市区町村名・国名)を記載する。
例)
¹ ◯◯動物病院,〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-45 (和文)
² △△animal hospital, 1-23-45 Shinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo, Japan, 160-0022 (英文)
4)責任著者(Corresponding author)
(1)責任著者を一名指定し、「責任著者(Corresponding author):」として明記する。
(2)責任著者について、所属、郵便番号・住所、電話番号、FAX番号(あれば)、E-mailアドレスを記載する。
【記載例】
責任著者(Corresponding author):超音波 太郎 (CHOONPA TARO)
◯◯動物病院
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-45
Tel: 00-0000-0000
Fax: 00-0000-0000
E-mail: xxxxx@xxxxxxxx.ac.jp
5)ランニングタイトル(Running head)
ランニングタイトル(Running head)とは、論文の各ページ上部に表示される簡略版タイトルであり、論文内容を短く端的に示すために用いられる。
(1)和文ランニングタイトル:全角40字以内を目安とし、論文内容を簡潔に示す。
(2)英文 running head:8 words 以内を目安とする。
【例】
和文:肺高血圧症における右室心機能評価
英文:RV function in dogs with PH
6. 第2ページ:要旨 (abstract)およびキーワード (Key word)
<総説(Review)>
和文要旨(Japanese Abstract)
・400字以内とする。
・レビューの目的、テーマの範囲、主要な論点、結論を簡潔にまとめる。
・研究方法の詳細は原則として記載しない。
英文要旨(English Abstract)
・250語以内とする。
・Scope(対象範囲)、Purpose(目的)、Major findings(主要論点)、Conclusions(結論)を明確に記載する。
<原著論文(Original Article)>
和文要旨(Japanese Abstract)
・400字以内とする。
・背景、研究の目的、対象 (材料)と方法、結果、考察、結論を簡潔に記載する。
英文要旨(English Abstract)
・250語以内とする。
・Background, Objectives, Methods, Results, Discussion, Conclusions の順に構成する。
・略語は初出時に正式名称を記載し、その後に略語を示す。
<症例報告(Case Report)>
和文要旨(Japanese Abstract)
・250〜300字以内を目安とする。
・背景、症例概要、考察、結論を簡潔に記載する。
英文要旨(English Abstract)
・150〜200語以内とする。
・Background, Case Summary, Discussion, Conclusions を含めて記載する。
<短報(Short Communication)>
和文要旨(Japanese Abstract)
・250字以内とする。
・目的、方法、結果、考察、結論を簡潔にまとめる。
英文要旨(English Abstract)
・120語程度を目安とする。
・Background, Methods, Results, Discussion, Conclusions を簡潔に記載する。
3)キーワード(Key words)
キーワードは3語以上5語以内とし,和文は五十音順,英文はABC順に記載する。
7. 第3ページ以降の構成
1)原著および総説 原則として以下の順に記載する。
1.はじめに(INTRODUCTION)
研究の背景、臨床的または学術的意義、目的を簡潔に述べる。
2.対象 (材料)および方法(MATERIALS AND METHODS)
研究対象(動物・症例)、プロトコル、測定法、統計解析などを明確に記載する。再現性が確保できるよう必要な情報を示す。倫理承認(動物実験委員会、臨床研究承認等)がある場合は本項で明記する。
3.結果(RESULTS)
主要な結果を客観的に記述する。必要に応じて図表を用いるが、図表の詳細説明は本項に含めない。
4.考察(DISCUSSION)
結果の解釈、臨床的・学術的意義、既報との比較、研究の限界、今後の課題などを述べる。結果の繰り返しは避ける。
5.利益相反(CONFLICT OF INTEREST)
利益相反の有無を明記する。例:「本研究に関して開示すべき利益相反はない。」
6.謝辞(ACKNOWLEDGMENTS)
必要な場合に限り、研究協力者、助成金情報、施設支援などを記載する。
7.文献(REFERENCES)
本文中の引用順に番号を付し、投稿規程に定める様式で記載する。
8.図の説明(FIGURE LEGENDS)
図番号(Figure 1, Figure 2 …)とともに、図の内容を簡潔に説明する。
9.表(Tables)(必要な場合)
2)症例報告 原則として以下の順に記載する。
1.はじめに(INTRODUCTION)
症例の背景・報告の意義を簡潔に述べる。
2.症例(CASE DESCRIPTION / CASE DETAILS)
signalment(種類・性別・年齢など)、主訴、検査所見、経過 (診断および治療)などを記載する。
3.考察(DISCUSSION)
症例の特徴、既報との比較、臨床的意義、限界点などを含め簡潔に述べる。
4.利益相反(CONFLICT OF INTEREST)
5.謝辞(ACKNOWLEDGMENTS)(必要な場合)
6.文献(REFERENCES)
7.図の説明(FIGURE LEGENDS)
図番号と説明文をまとめて記載する。
8.表(Tables)(必要な場合)
3)短報 簡潔性・速報性を重視し、以下の構成を基本とする。
1.はじめに(INTRODUCTION)
背景・目的を簡潔に述べる。
2.方法(METHODS)
必要最小限の情報に絞り、研究手法または観察方法を簡潔に記載する。
3.結果(RESULTS)
主要な結果のみを端的に示す。
4.考察(DISCUSSION)
結果の意義、簡単な解釈、限界などを述べる。
5.利益相反(CONFLICT OF INTEREST)
6.謝辞(ACKNOWLEDGMENTS)(必要な場合)
7.文献(REFERENCES)
8.図の説明(FIGURE LEGENDS)(必要な場合)
9.表(Tables)(必要な場合)
8. 書式・レイアウト
1)用紙・フォント・行間・余白
(1)用紙はA4判、縦置き、横書きとする。
(2)和文フォントはMS明朝または游明朝、10.5ポイントとする。
(3)英文フォントはTimes New RomanまたはCentury、11ポイントとする。
(4)和文本文は行間1.5行、英文本文はダブルスペースとする。
(5)余白は上35 mm,下30 mm,左30 mm,右30 mmとする。
(6)全ページの右上にページ番号を付し、本文には左側に連続した行番号(通し番号)を入れる。
(7)段落の最初は1文字分字下げとし、文頭には数字や計測単位のみを置かないこと。
2)用語・単位・略語
(1)心エコーおよび循環器関連用語は、獣医循環器学会、日本獣医学会、日本循環器学会などの用語集を参考にする。
(2)単位は原則としてSI単位系を用い、mm, cm, kg, g, mg, μg, L, mL, μL, bpm, %, sec, min, hr, ℃などを使用する。血圧はmmHgを用いてよい。
(3)略語はタイトルでは使用しない。本文およびAbstractで用いる場合には、初出時に完全な語を記載し、括弧内に略語を示す。
例)Left ventricular end-diastolic diameter (LVEDd)
(4)動植物・微生物の学名はイタリック体(あるいは下線)で示す。
(5)本文中で薬品名や医療機器名を記載する際は,まず一般名(または一般的名称) を用い,その直後の括弧内に必ず製品名,メーカー名,および所在地を(製品名;社名,所在地)の順で記載する。
例:ピモベンダン(ベトメディン;ベーリンガーインゲルハイム,東京)
9. 図・表
1)用紙・フォント・行間・余白
(1)用紙はA4判、縦置き、横書きとする。
(2)和文フォントはMS明朝または游明朝、10.5ポイントとする。
(3)英文フォントはTimes New RomanまたはCentury、11ポイントとする。
(4)和文本文は行間1.5行、英文本文はダブルスペースとする。
(5)余白は上35 mm,下30 mm,左30 mm,右30 mmとする。
(6)全ページの右上にページ番号を付し、本文には左側に連続した行番号(通し番号)を入れる。
(7)段落の最初は1文字分字下げとし、文頭には数字や計測単位のみを置かないこと。
2)用語・単位・略語
(1)心エコーおよび循環器関連用語は、獣医循環器学会、日本獣医学会、日本循環器学会などの用語集を参考にする。
(2)単位は原則としてSI単位系を用い、mm, cm, kg, g, mg, μg, L, mL, μL, bpm, %, sec, min, hr, ℃などを使用する。血圧はmmHgを用いてよい。
(3)略語はタイトルでは使用しない。本文およびAbstractで用いる場合には、初出時に完全な語を記載し、括弧内に略語を示す。
例)Left ventricular end-diastolic diameter (LVEDd)
(4)動植物・微生物の学名はイタリック体(あるいは下線)で示す。
(5)本文中で薬品名や医療機器名を記載する際は,まず一般名(または一般的名称) を用い,その直後の括弧内に必ず製品名,メーカー名,および所在地を(製品名;社名,所在地)の順で記載する。
例:ピモベンダン(ベトメディン;ベーリンガーインゲルハイム,東京)
10. 引用文献
1)本文中での記載
(1)引用文献は、本文中で最初に引用された順に番号を付し、上付きの番号で示す。
例)…と報告されている1。
(2)同一箇所で複数文献を引用する場合は、番号をカンマあるいはダッシュでまとめる。
例)…いくつかの報告2–4, 6から、
2)文末の文献リスト (References)
(1)文献リストは、本文中の引用順(citation order)に番号を付して列挙する。
(2)引用可能な文献は,査読を経た学術雑誌,学会誌,および専門書とする。
(3)引用形式は AMA(American Medical Association)方式に準拠する。
句読点、略記法、著者名の表記、誌名のイタリック体などは AMA Manual of Style(11版)に従う。
(4)単行本などの書式も AMA Manual of Style(11版)に準拠する。
◯ 英文の雑誌論文の記載例
著者(最初の3名+et al.). 論文タイトル. 雑誌名(略記しイタリック体) . 年;巻(号):ページ.DOIの順に記載する。
1)Keene BW, Atkins CE, Bonagura JD, et al. ACVIM consensus guidelines for the diagnosis and treatment of myxomatous mitral valve disease in dogs. J Vet Intern Med. 2019;33(3):1127-1140. doi:10.1111/jvim.15488
2)Wada T, Fujiwara A, Miki Y, et al. Surgical correction of ventricular septal defect in a cat. J Vet Cardiol. 2025;59:139-144. doi:10.1016/j.jvc.2025.03.008
◯ 和文の雑誌論文の記載例
著者. 論文タイトル. 雑誌名. 年;巻(号):ページ.DOIの順に記載する。
1)鈴木 亮平,望月 庸平,古松 岳基,増田 沙織,瀧口 朝陽,新谷 剛史,岩瀬 由馬,手嶋 隆洋,松本 浩毅,小山 秀一.僧帽弁閉鎖不全症に続発した肺高血圧症の犬における心エコー図検査による左室機能指標.動物の循環器.2015;48(2):65-71.doi:10.11276/jsvc.48.65
2)合屋 征二郎,佐藤 琴美,島田 春寿美,上村 暁子,田中 綾.低ナトリウム血症を伴う慢性僧帽弁閉鎖不全症にトルバプタンが奏功した犬の1例.動物臨床医学.2018;27(3):107-111.doi:10.11252/dobutsurinshoigaku.27.107
◯ 単行本・書籍の章の記載例
著者. 章タイトル. In: 編集者, ed(s). 書籍タイトル (英文書籍はイタリック体). 版. 出版社; 年:ページ. の順に記載する。
1)Fuentes VL. Myxomatous Mitral Valve Disease. In: Ettinger SJ, Feldman EC, Côté E, eds. Textbook of Veterinary Internal Medicine. 8th ed. Elsevier; 2017:1743-1760.
2)Sisson DD, Oyama MA. Left-Sided Congestive Heart Failure. In: Sisson DD, Oyama MA, Solter PF, eds. Canine and Feline Cardiology. 2nd ed. Saunders; 2021:221-243.
3)山根 義久.各種先天性心疾患 1) 動脈管開存症.In:山根 義久.小動物の胸部疾患:獣医科領域における実際.ファームプレス;2016:155–163.
11. カバーレター
1)論文本体とは別に、編集委員長(および編集委員会)宛てのカバーレターを作成する。
2)カバーレターには、少なくとも以下の事項を含める。
(1)論文タイトルおよび著者名
(2)投稿区分(原著、症例報告など)
(3)本論文の主な発見、新規性、および臨床的・教育的意義
(4)本誌『動物の心臓超音波医学』への投稿が適切である理由
(5)倫理承認(動物実験委員会、臨床研究承認等)の有無と承認番号
(6)当該論文が他誌に投稿されておらず、二重投稿でないことの確認
(7)利益相反の有無に関する声明
12. 投稿ファイル構成
投稿にあたっては、原則として以下のファイルを用意する。
1)主本文ファイル:
表紙から要旨、本文、文献、図の説明、表までを含むWordファイル
例)Taro_Manuscript.docx
2)図ファイル:
各図ごとに別ファイルとし、解像度300 dpi以上のJPEG、TIFFまたはPNGとする。
例)Taro _Fig1.tif, Taro_Fig2.jpg
3)補足資料(必要な場合):
追加の図表や解析データなど。
補足資料は査読の対象とはなりません。
4)カバーレターファイル:
例)Taro _CoverLetter.docx
13. 査読および採否
1)投稿論文は原則として複数名の査読者による査読を経て、編集委員会が掲載の可否を決定する。
2)動物の扱い、研究倫理、オリジナリティ等に重大な問題があると判断された場合には、編集委員会の判断で査読に付さず不採択とすることがある。
3)修正依頼(リバイズ)が出された場合、原則として編集委員会が指定する期間内に再投稿がないときは、投稿を取り下げたものとみなす。
14. 掲載料・別刷・著作権(案)
1)掲載料および別刷費用については、学会の方針に基づき別途定める。
2)本誌に掲載された論文の著作権は、日本獣医心エコー図学会に帰属する。
15. 投稿方法
投稿ファイルは、以下の事務局までメール添付にて送ることとする。
宛先:日本獣医心エコー図学会 事務局
Email:jsve@jsve.jp
